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「ないと困る」ものは、あなたにとって何ですか?

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 1月10日付けのフジサンケイビジネスアイの各企業のトップが「新春に語る」というページがあり、ユニクロの柳井社長がアジアでの大型出店攻勢を2012年にかけるとし、ユニクロをマクドナルド、コカ・コーラのような「ないと困る」大きな世界ブランドに育てると述べておられました。「ないと困る」ブランドといのは、素晴らしい発想ですね。

 
 世の中には、おおざっぱに言って①ないと困るもの②あれば助かるもの③あってもなくてもよいもの④あると困るもの=いらないもの の4つのタイプの「もの」があるようにと思います。柳井社長の発想では、「マクドナルド」「コカ・コーラ」は、①に、そして「ユニクロ」は、おそらく②に入るということなのでしょう。
 
 確かに日本の繊維業界において、「ユニクロ」はダントツの①のないと困るブランドのはずです。私角野が身につけている服、ズボン、靴下、下着を含めても「ユニクロ」は①のないと困るものに当てはまります。むしろ、「マクドナルド」や「コカ・コーラ」は、②のあると助かるものにとどまります。しかし、これはこの日本という市場において当てはまる事なのですね。
 
 柳井社長は、グローバルな視点で見れば、「マクドナルド」や「コカ・コーラ」は①のないと困るものであり、「ユニクロ」は②のあれば助かるもの にすぎないのですね。そこが、日本の市場のみならず、グローバルな市場で勝負しようとする柳井社長の目線の高さと言うことなのだと思います。
 
 ちなみに、アイリス行政書士法人も行政書士業界においては、現在よくても②のあれば助かる事務所にすぎないでしょうが、今年2012年は、少しでも①のないと困る事務所に近づけていければと考えております。
(追記)この記事の時点では、おそらくユニクロは日本の企業でしたが、今やファストファッションのグローバル企業の代表格です。世界規模で「ないと困る」ブランドに成長しました。大したものですね(2023年3月1日)。

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