アイリスだより2012年6月号
アイリス事件簿(ニュース)!! 6月17日は父の日ですね。娘が通う幼稚園では、毎年園児の描いた「父」の絵を近くのレストランやデパートで展示するのですが、今年も京阪百貨店守口店で娘が描いた自分の絵が展示されているということで、観に行ってきました。店内には、他の幼稚園の園児の描いた「父」の絵も並び、絵になった自分を確認してきました。うれしいものですね(角野)。
今月のトピックス ~フェイスブック上場に思う「人の記憶に残るのは創り出したもの」 ~
先月5月18日米フェイスブックが、米ナスダック市場に株式を上場しました。時価総額は9.1兆円(日経5月19日付)、これによりザッカーバーグ氏は、個人資産約1兆5200億円となり、世界の長者番付29位に顔を出し、グーグルの創設者サーゲイ・ブリン氏とラリー・ペイジ氏の資産を上回ったということです(5月19日付、フジサンケイビジネスアイ・ブルームバーグ)。ただし、その後同社株は26%下落し、大型のIPO企業としては、ここ10年で最悪のパフォーマンスで、投資家の間では、フェイスブックの成長と引受銀行によるIPOの進め方に疑問が噴出している(6月1日フジサンケイビジネスアイ・ブルームバーグ)ということです。
しかし、そうした株価の乱高下やIPOの進め方に対する疑問ともかくとして、2004年に学生であったザッカーバーグ氏が、ハーバード大で始めたフェイスブックのサービスが、わずか8年で時価総額9.1兆円ものビジネスに成長するのは、まさに「アメリカン・ドリーム」と言えます。リーマンショックは「アメリカ」発でありましたが、また一方でこのような夢のあるビジネスが生まれるのも「アメリカ」なのですね。数字が天文学的数字なので、具体的なイメージがわきにくいですが、本当にすごいことです。しかし、若干28歳のザッカーバーグ氏は、個人資産に無頓着で、「会社を経営したいわけじゃない」「人の記憶に残るのは創り出したもの」という内容を話されているようです。
かくいう私も昨年からフェイスブックを使い始め、当法人のページも設けました。「いいね!」がこのフェイスブックの「存在根拠」ともいえる機能ですね。フェイスブックに投稿した内容や、あるいはホームページに設置された「いいね!」ボタンが、一種の「口コミ」効果を生む。これが、フェイスブックの特徴といっても過言ではないでしょう。今は一ユーザーとして、このフェイスブックを使わせていただいているというだけです。
ただ今後上場後フェイスブックは、この巨額の資金を使って、企業の再構築や「臓器移植医療の普及にも役立てたい」(同フジサンケイビジネスアイ)ということです。ザッカーバーグ氏は「ハッカーウェイ」という哲学で行動しています。「ハッカー」とは、コンピュターに不法侵入するあの「ハッカー」のことですが、本来この言葉は、「物事を素早くやってのけること、『何ができるか限界を試すこと』」、そして、「何が新しいのか、何が正しいのか延々と議論するよりも、まず作ってみる、そして動かしてみることが重要」という考え方のようです。今後も、このザッカーバーグ氏率いるフェイスブックの動きは、目が離せないですね(角野)。
【アイリス一口情報】当法人が支援機関として参画する「イノベーションズアイ」では、6月21日(木)大阪にて「新聞社が教えるプレスリリースの書き方、120秒プレゼン大会」を開催します。当法人角野もこのプレゼン大会の審査員を昨年に引き続き務めます。ご参加ご希望の方、詳細当法人までお問い合わせを!
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