話題の「ビックロ」見てきました
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この前の11月6日火曜日、東京入管への出張の際、少し帰りまで時間があったので、新宿まで足を伸ばし、少しの時間新宿をぶらりと街歩きをしました。その際、たまたま話題の「ビックロ」をみつけ、中に入ってみました。
この「ビックロ」は、「ユニクロ」と「ビッグカメラ」のコラボ店として、1ヶ月半くらい前に開店したもので、例えば10月30日付のフジサンケイビジネスアイでも「コラボ店 『飽き』と闘う~ 『ビックロ』開店1か月 問われる魅力創り」と題して取り上げられました。
当日は小雨模様の少し肌寒い天候でしたが、そのせいもあったのか、平日ということもあり、お客さんの入りは少ないように感じました。1階、2階などの低層階はどちらかというと「ユニクロ」、上の階ほど「ビックカメラ」という構成で、フロアごとに「ユニクロ」、「ビックカメラ」の店舗の棲み分けがされているのですが、「ユニクロ」のフロアにプラレールが置いてあるなど、コラボレーション店としての特色が出されていました。
個人的な感想としては、「ユニクロ」のフロアは明るく、照明もあでやかなのですが、「ビックカメラ」のフロアは少し暗く、清潔感に欠けている印象がありました。「ユニクロ」としての集客力はおそらくあるでしょうが、それではついでに上層階の「ビックカメラ」に上がって、買い物をするのかというは、少し疑問でした。大阪梅田のヨドバシカメラを見ている者として、この「ビックカメラ」の売り場は魅力に欠けているように思いました。
10月30日付けのフジサンケイビジネスアイでも最近の主な流通企業のコラボとして、伊勢丹とルミアの「ルミタン」、モスバーガーとミスタードーナツの「モスド」などが取り上げられています。「共同展開することで新たな買い物の仕方を提案して顧客を呼び込みと同時に、売る側の効率化も図る狙い」(同紙)が、このコラボレーションの目的にあります。あの手、この手で商売、ビジネスを考えることは、非常に大事なことです。この「ビックロ」が1年後、2年後どのような結果を出すのか。一つの異業種コラボの命運を握っているとも言えそうですね。