エンディングノートのススメ
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行政書士の坂本です。
皆さん、エンディングノートをご存知でしょうか。
2年前には映画にもなり、今は書店で数多く見かけるようになりました。
遺言書に比べると「自由に書ける」という手軽さが受け入れられたのか、
私も最近カルチャーセンターや、百貨店・施設から「エンディングノートの書き方」
セミナーに呼ばれる機会が増えたように思います。
今日は「エンディングノートのススメ」として一つポイントをお話したいと思います。
①遺言書とどこが違うの?
一言で言うと「法的効力があるかどうか」です。
遺言書は法的効力を発生しますが、エンディングノートは法的効力はなく「自由」
に書くことができます。
「認知症になったら、こうして欲しい」
「不治の病になったら、告知して欲しい」
「延命治療はしないで欲しい」
など。
あくまで「生前どうして欲しいか」も含め書くことができます。
医療介護の現場では「本人の気持ちが分からない」「本人は一体どうして欲しかったんだろう」
と悩まれている家族を多く見かけます。
皆さんの「私はこうしたい」という一つの意思表示が、家族・大事な方の
支えになります。
ノート1冊、ボールペン1本で私たちにできることがあります。
1度書店でエンディングノートを手にとって、大事な方にどんな言葉を
残すことができるのか、考えてみませんか。