有馬温泉に行ったついで、子ども時代育ったところを訪れました
少し前の話ですが、連休の最終日、家族で日帰りで有馬温泉に行ってきました。日帰り入浴したのは、写真の「太閤の湯」というところで、ゆっくり温泉につかってきました。連休最終日ということも、すいており、ゆっくり出来ました。
有馬温泉は何年かぶりだったのですが、実は私角野は、有馬中学校という中学の卒業で、幼少時から社会人時代まで、有馬温泉の近く、唐櫃(からと)台というところに住んでいました。六甲山の裏の住宅地で、何もないところですが、山有り、川有り、田んぼ有りの、自然豊かなところです。子どもの頃、夏には、山で「げんじ」(=クワガタ、当時こう呼んでいました)、かぶと虫を捕り、川遊びもよくしました。冬はよく雪が積もり、小学校のプールに氷がはります。
20数年近く訪れていなかったこともあり、有馬温泉に行く前に当時住んでいた団地、神戸電鉄「唐櫃台」駅、駅前の酒屋さん、通っていた小学校などを見てきました。妻や子どもたちにも初めての案内でした。
阪神高速が通り、温泉施設が出来、当時と変わっているところもあるのですが、そのほかはほとんど変わりがなく、本当に懐かしい気持ちで一杯になりました。駅前の酒屋のおかみさんが、今は1人で酒屋を営業されており、たまたまお会いすることが出来ました。私や亡くなった私の父、また妹、弟のことを覚えていてくれ、「みんなどうしてる?」と短い時間でした話が出来ました。酒飲みの、ペンキ屋の職人だった父が、仕事帰りにここで立ち飲みで飲んでいたおなじみだったのです。
本当にきつい坂を上り下り、高校時代には約一時間かけて神戸電鉄にも乗り、神戸市街の兵庫高校というところまで通っていたのですが、「唐櫃台」駅をみて、当時のことが蘇ってきました。自分が当時何を考え、今はどうなのか、少しそうした幕間の良い時間が得られました。