箕面の山、森を自然教室で子供と歩いてきました
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先日20日の日曜日、大阪自然教室という団体の体験参加に小学5年と幼稚園年長の子供とともに、箕面市の市民の森を登り、歩いてきました。
私角野は、小学校、中学校、高校時代、神戸の唐櫃台(からとだい)という、神戸電鉄という電車で神戸三宮から約1時間ほどかかる、裏六甲の住宅街に住んでおりました。山あり、川あり、田んぼあり、夏にはかぶと虫、クワガタ(子供時代は「ゲンジ」と呼んでいましたが)を友達同士で取りに行き、山や川にも子供だけで何度も行った、自然に恵まれた環境で育ちました。
ところが、今は事務所は「新大阪」、自宅は「守口」で、この都会大阪には自然らしいところはあまりない。子供も必然、DS、Wiiのゲームやカードゲームと、人間が人工的に作り上げたものでのみ遊ぶことが多く、「これではあかん」と思っていたのです。この大阪自然教室は、まさに私と同じ考え方に基づき、自然に触れることの少ない大阪やその近郊の子供達に自然とふれあう機会を設けるということを趣旨にして活動をされているようで、今回は小学5年の息子の友達の紹介での参加となりました。
当日は、学年別の行動で小学5の息子は5,6年クラスで一番ハードなコース、親の参加は任意ですが、親だけのグループで別行動、それでもそれなりに山を登り、歩くというもので、団体代表の植物に関するうんちくの説明もあり、幼稚園年長の娘はこの親のグループでの行動となりました。幼稚園の子供には多少ハードかなと思われる山道で、普段はすぐに「しんどい、疲れた」と言う娘が、どんどん歩き、下りではロープをつかんで降りる冒険コースもあり、途中少し「まだ歩くの?」と言っていた娘も約3時間くらい山道を歩いていました。しかし、大阪にもこういう自然があるのですね。
おきまりのショッピングセンターや遊園地で子供と遊ぶというのも、それはそれで大事なことなのでしょうが、山や川など自然を子供に体験させることはもっと大事なのでしょうね。
(追記)この頃は子育ての真っ最中という感じですね。今では、上の息子は成人、下の娘も高1で、最近親と一緒に出かける機会もほとんどなくなっています(2023年3月1日)。