企業アンケート回答に思う~政治的な話題はしないこと
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本日8月25日付のフジサンケイビジネスアイの1面に中小・ベンチャー企業115社アンケートで、「消費増税77%『悪影響』」という記事が出ています。手前味噌な話ですが、この115社の中に当アイリス行政書士法人も入っており、この時のアンケートに答えたのは、私角野です。当法人が参画する「イノベーションズアイ」の支援機関としてアンケートに答えたのですが、これ以外にもこれまで、「小沢新党に期待するか?」「東電の値上げについてどう思うか?」「東京オリンピック招致に賛成か?」「大阪維新の会が国政に進出するについて期待するか?」などのアンケートにも答えました(詳しくはイノベーションズアイホームページ)。
こういうアンケートは、やはり質問に対して慎重に答えなければならないのですが、私としては、出来るだけ自分の率直な回答をしようと心がけています。つまり、世間はどう考えていようが、「自分はこう考える。こう思う。」です。私個人が回答した結果が集計され、こうして新聞紙上の記事として取り上げられ、それが世間の意見、つまり世論として形成される可能性もあります。そう考えると私1人のアンケートの回答とはいえ、かなり重要な役割があります。また、必ず回答企業名として公表もしておりますので、単なる個人的意見では本来だめなのでしょうが、アンケートに答えるのは個人であり、個人的意見がそこに反映されるのは、致し方ないことですね。
実は私角野は、展開する日常のビジネス、商売の場面で、「政治的」な話題を出すことはしないように心がけています。景気回復の実感についてのような話題ならともかく、「政治的な」話題は、必ず「賛成」「反対」があり、どちらが本来「正しい」「誤っている」という性格の問題ではなく、結局どちらが世の中の「多数派」「少数派」なのかというところに行き着きます。しかし「ビジネス、商売」の場面では、ある「政治的」な話題について「賛成」の方からも、「反対」の方からも、「多数派」の方からも、「少数派」の方からも、「サービス、商品」を買ってもらい、選んでもらわなければなりません。
商人の心がけとして、全国高額納税者番付の常連で有名になった斎藤一人さんが、「むやみやたらに敵を作らない。敵を作ったって、いいことないんだから。」(斎藤一人 人生が全部うまくいく話、知的生き方文庫)と述べられています。私角野の個人的経験としても、この斎藤一人さんの考え方はよくわかります。ですので、私角野も上記質問内容にどう答えたか、個人的意見としてどう回答したかは、そもそも開示する必要はありませんが、内緒にしておきます。