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業務を続ける、ビジネス続けるコツ④

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ビジネスを続けていくコツ④
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 さて、これまで3回にわたって書いてきた方法は、「飛び込み営業」「セミナー」とアナログ的なものでした。しかし、こうした方法は自分にとって難しいという人も多いと思います。事実私の知る限り周りの行政書士で、「飛び込み営業」をやって顧客を開拓したという人はほとんど聞いたことがありませんし、逆に「そんなことは自分には無理!」という人が大抵のような気がします。

 私が行政書士を開業した1997年は、ちょうどパソコンやインターネットの黎明期で、今をときめく「楽天」なども確か創業したてのころで、人づてに「楽天」というところがグルーティングカードをメールで出せるサービスをやっていると聞き、メールでそのグリーンティングカードを出した記憶があります。また、「まぐまぐ」がメールマガジンを発行し始めたのもこの頃のような気がします。無料のメールマガジンの中に有料のものなどもあり、私も有料のビジネス情報に関するメールマガジンを購読しておりました。

 私は、行政書士開業時に、先輩の女性社労士の方から、「これからは士業もパソコンができないとダメだ。」という話を聞き、人からいらなくなったNECの「PC98」というマウスなどない、DOSマシンを譲り受け、それまでキーボードなど打ったこともない人間が、一太郎や表計算ソフトなど使用して、文書の作成を始めていました。ほどなくして、新品のNECのノートパソコンを近所の電気屋で購入、ウィンドウズ95から98ヘのアップデートを経験しました。マウスがあることがこんなにも便利なものかとその当時感心した記憶があります。高校時代の友人にマンツーマンでパソコンの構造を教えてもらうこともありました。

 そして、ホームページです。2000年頃には既にYahoo!JAPANがあり、各業種毎、地域毎企業のホームページが既に掲載されていました。しかし、当時このYahoo!JAPANへのサイトの掲載は、非常にハードルが高かったようで、他の行政書士からも「Yahooに掲載されるのは宝くじにあたる位に難しい。」と聞いていました。少し大げさな気もしますが、この頃まだGoogle も無く、何かを検索するのはYahoo!JAPANのみだったような気がします。また、有料での掲載というシステムをまだ採用していない時代で、Yahoo側の選考基準で、サイト掲載が決められていました。

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 私は、このYahoo!JAPANへのホームページの掲載を勝ち取ることを決意しました。全くの自己流で、一太郎ソフトを使い、それをHTMLに変換、契約していたプロバイダーの少容量タイプ掲載用のサーバーにFTPソフトというものを使い、当時の「角野行政書士事務所」のホームページを自分でアップしました。そのホームページをYahoo!JAPANに「掲載申請」を行ったのです。そして、本当に運良く、全くの素人が作ったホームページが1ヶ月くらいして、Yahoo!JAPANから、メールで「掲載」されたとの返事をもらうことになります。2000年頃、開業して3年目くらいのことです(続く)。

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