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20年いろいろありました

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 少し前のことで恐縮ですが、今年5月に行われた大阪府行政書士会の総会で、「20年」の業務歴で、私角野、行政書士会から表彰状を頂きました(写真)。正確には、現在「22年」目に突入しております。

 私が行政書士を開業したのは、1997年8月1日のこと。35歳の時です。それまでの紆余曲折を経て、「行政書士」という仕事で頑張ってみようと思ったのは、その年の5月末だったと思います。

 当時は、「行政書士」の資格があることで、行政書士試験の受験学校の講師をして、生計を立てておりました。またそれと並行して某国家試験を何年も受験していましたが、その結果もでず、今後の人生をどうするのか、いわば岐路に立たされていました。

 「行政書士」の資格は、23歳頃に取ったもので、資格を活かせずにいました。30歳頃、ある人の紹介で、「行政法」を教える人を探しているということで、東京が本社ですが、大阪にもあった資格学校で行政書士の受験を教えることになります。

 この学校では、その後弁護士、司法書士、社会保険労務士になる講師仲間がいて、そのつながりは今でもあり、仕事の紹介や、逆に紹介があったりと、そのつきあいが続いている方があります。また、私の受講生で、その後行政書士になり、今でもつながりが続いている方もあります。

 名物司会でおなじみの田原総一郎氏が、「無器用を武器にしよう」という著書で、「挫折する中で『こっちじゃないな、こっちらしい』と、自分の得意な方向が見えてくる。」と書いていました。まさにその通りで、まさか自分が「行政書士」として実績を積み、仕事を続けるということは20歳頃には考えてもいなかったです。田原氏の言うようになりました。「20年」いろいろありました。

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