昨日大阪梅田で打ち合わせを終えたところ、大きなビルがぐらぐら。山根と一緒にお客さんのところを出たばかりで、てっきり近畿地方を中心とした地震と思っていたら、東北が震源とのこと。その後も仕事でお客さんのところへ行き、「大きな地震でしたね。」という会話はあったものの、これほどまでに被害が大きな地震であるとは、思いませんでした。私角野も、95年に神戸で地震に遭い、住んでいたアパートが半壊。1週間ほど避難所におり、その後神戸から西宮のＪＲの「甲子園口」という駅まで歩き、滋賀の妹夫婦宅に世話になり、大阪でマンションを見つけ、程なく大阪へ引っ越しをした経験があります。今回の地震はその規模も神戸の地震を上回るということで、被災をされた方の現在の状況を考えると、人ごととは思えず、当時の状況がフラッシュバックします。私も、当時起こった出来事が現実のものと思えなく、震災の番組を見るたびに勝手に涙が流れ、神戸と異なり普通の生活をしていた大阪や、震災の状況がわからない人達に怒りにも似た感覚を持った記憶が蘇ります。一種の心的外傷みたいなものなのでしょうね。ですので、今回被災された方の心中察するに余りあります。