4回目ワクチン接種しました
先週の土曜日10月15日に4回目のコロナワクチンを接種してきました。オミクロンBA1用で、ファイザー社製でした。会場は非常にすいていて、到着から会場を出るまで約30分くらいで、3回目までと異なり、あっという間に終わりました。
3回目のモデルナの時は、翌日に38度を超える副反応が出たので、今回もそのつもりをしていましたが、意外にも腕の痛さや少しだるい感じはありましたが、大した副反応もなくこの1週間が過ぎました。これで少しでも感染予防や重症化予防の効果が期待できればと考えています。
ところで、9月24日の朝日新聞beに「屋外でマスク、外しますか」というテーマの興味深い読者アンケートを元にした記事がありました。「外す」と答えた人は、この調査では57%とありましたが、私が今感じている状況とはかけ離れているように思いました。私自信は、4月末頃から外ではマスクを外し、屋内でも状況に応じ外していますが、今も90%以上の街を歩く人はマスクをしているように思います。この「角野のひとり言」でも6月にこのマスクの話題を書きましたが、ほとんど状況は変わっていないように思います。
このアンケートのある人の回答にも「日本社会における同調圧力を可視化したのがマスク」という意見があり、その通りだと思います。その極めつけは、自動車に運転者1人しか乗っていないのに、その人がマスクをしている光景です。よく見かけます。その人は、誰に対して感染対策をしているのでしょうか。むしろマスクをすることで、視界が制限され、運転にとって危険と言えないでしょうか。車内のほこり防止やアレルギー対策で行っているのならともかく、本当に意味のない行為です。
この記事の山形大医学部附属病院の森兼啓太感染制御部長によると「新型コロナウイルス感染症が風邪レベルの病気となるには、大半の人が1度はウィルスに感染して集団免疫を獲得するしかない」というのが国際的コンセンサスになりつつあり、多くの国々は積極的なコロナ対策を取らなくなっている、ということ。
コロナ発生当時、「ソーシャルディスタンス」、「飛沫の飛ぶ距離」、「濃厚接触といえる時間、形態」「飛沫防止のためのマスク」など、もっと科学的な見方がされていたはずです。コロナ発生後2年以上も経過しているのに、コロナ感染症、その象徴である「マスク」に対する日本人の捉え方が科学的なものではなくなり、「マスクをするのは他人に非難されたり、感染を恐れられたりしないための体裁」(同記事読者意見)になり、同記事が言うように「着け続けるリスク」が増大しているように思います。