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インバウンド回復、まだまだですね

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 昨日の11月17日付け日経新聞に「訪日客、10月49万人-コロナ前の2割、本格回復は遠く-中国の動向焦点に」という記事に目がとまりました。「やっぱり」というのが、私の感想です。

 この10月から水際対策が緩和されました。コロナ前は、私が日常、通勤やビジネスで使っている大阪メトロの御堂筋線などでは、いつも大きなスーツケースをゴロゴロと引っ張る外国人観光客、とりわけ中国人とおぼしき団体が乗車している光景を見ていました。そのため、大阪メトロ、特にその中心を通る御堂筋線は、「なんば」駅から「梅田」駅の間は、どの時間帯も本当に混雑していました。

 しかし、この10月以降、緩和され、外国人観光客が入ってきているというニュースは、マスコミでは見聞きしますが、私がこの御堂筋線で出会うことは、ほとんどありません。

 先週の土曜日、ちょうど10時前に、当事務所のすぐ近くにある「ワシントンホテル」(写真)から「新大阪」駅に向かい、非常にたくさんの人達が、スーツケースを引いて、ぞろぞろ出てくるのを目撃しました。10時前ですから、ちょうどチェックアウトを済ませて出てきた人達なのでしょう。

 このホテルは、確かこの3月か4月に1ヶ月以上、コロナの影響でしょうか、全館休業していました。ですので、たくさんのお客さんが来て良かったと、他人事ながら喜んで見ていました。しかし、そのほとんどは日本人。外国人の方は、ほとんどいませんでした。今の「旅行支援」の効果でしょうか。

 当法人のお客様企業の中にも、免税店、旅行業、あるいは外国人インターンシップ生を観光ホテルに送り出す事業などを展開し、このコロナでかなりの打撃を受けたところがあります。そのため、当法人の入管への在留申請業務も激減しました。11月16日に大阪入管に、大阪の企業に就職する方の在留資格変更許可申請に行ってきましたが、受け付け完了まで20分くらいで終わりました。通常1時間以上待たされることが多いので、やはり入管申請も少ないのでしょう。その前の10月の申請時も待ち時間は20分くらいでした。

 この記事にもあるように、やはり中国のゼロコロナ政策などが変わり、中国からたくさんの人が入ってこないと、この記事が言うように「本格回復は遠く」としか言いようがないですね。
  

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