この前の日曜日、阪神タイガースが38年ぶりの日本一になりました。

　父親の影響もあり、私も子どもの頃から阪神ファンで、甲子園には３度ほどしか応援に行ったことはありませんが、サンテレビの試合終了までのテレビ中継をよく見ていたときもありました。小学生の頃時被っていた野球帽も阪神の野球帽でした。私の子どもの頃は、スポーツと言えば野球でした。

　最近は、テレビで阪神の試合を見ることもあまりなかったのですが、さすがに今回はリーグ優勝前あたりからテレビにかじりついていました。

　私が小学６年生の時、最終戦で巨人に勝てばリーグ優勝という甲子園での試合で、０－９で敗れ、球場に物が投げ込まれ、阪神ファンが球場になだれ込み、警察が出動、がっかりしたトラウマとも言える経験があります。このくらいから、阪神は「ここ一番に弱い」という印象があっただけに、本当に今年の阪神は「ここ一番に強い」チームになりましたね。

　８５年に日本一になった「バース、掛布、岡田」のような華々しさこそありませんが、ピッチャーを中心にした守りの野球で、ひょっとしたら、私が生まれて見てきた中で、最も強い阪神を見たような気がします。

　さて、今度は何年ぶりの日本一になるのでしょうか。