娘の受験に自分の受験を思い出しました
2025年新しい年がスタートして、まだ1か月も経っていないのですが、この1か月の間、阪神・淡路大震災の30年、ガザ停戦、トランプ大統領の就任、フジテレビ問題、兵庫県知事選の事後問題など大きなニュースが続いています。それらについてはまた別の機会にひとり言を書きたいと思いますが、今日は身近な私の高3の娘が挑んでいる大学入試の話題です。
先週の土曜日、娘は共通テストを受験。家から比較的近い会場でしたので、車で送り迎えをしました。特に帰りが集中し、車も大渋滞で大変でした。
私角野は、40数年前始まって2年めの共通一次テストを5教科7科目受験しました。まだ当時は「マークシート」という選択肢のテストが物珍しかった時代です。結局当時の大阪市大法学部を受験することになるのですが、結果は不合格。ただ関大と関学は合格していたので、考えるところがあり、関大に入学し、卒業、現在に至ります。
この共通一次試験でただただ印象に残っているのは、試験会場の神戸大学に暖房がなく、本当に寒かったということです。問題の中身よりも「寒い」です。イスに座っているのが「寒い」。この神戸大学、確かに表六甲、つまり神戸市の海側に面した地域に位置しているのですが、かなりの高台にあり、市街地に比べても少し寒い場所にあるのです。ちなみに当時は、私の通っていた兵庫高校というところも夏は冷房がなく、冬は暖房がありませんでした。当時私は唐櫃(からと)台という裏六甲の団地に住んでおり、冬は氷がはるようなもっと寒いところでしたが、ぜんそく持ちで寒がりだったのです。
ところがその後受けた関大や関学では何と暖房がついていたのです。驚きました。「私立はサービスが違う。」これが、高3の当時の私の感想です。
当時は、全国どこの共通一次試験の会場も、暖房はなかったのでしょうか?北海道や東北でも?この試験は1年でも最も寒い時期に行われます。ちなみに娘に聞くと共通テストの会場である大阪の私立大学の会場は暖房がついていたようです。今はサービスが違うのですね。
40数年前のことを今更持ち出しても、当時は暖房がなくて当たり前。その会場の受験生は同じ条件なので、文句は言えません。ただ、40数年前の共通一次試験で暖房がついていたら、「ひょとして…」と娘の受験をきっかけに色々と思い出しました。