アイリスだより12月号
アイリス事件簿(ニュース)!!
アイリス倶楽部第2弾となる忘年会を12月9日に開催しました。20名の方にご参加いただき、盛大に終えることが出来ました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。夢や思いを実現するには、人と人との繋がりが大切であることを改めて感じ、たくさんのパワーをいただきました。至らないところもあったと存じますが、また第3弾を開催したいと思っております。写真はホームページにアップしておりますので、そちらもご覧下さいませ。(山根)
今月のトピックス ~競争優位を保つ方法とは 2010年のビジネスいかがでしたか?~
2010年ももう1ヶ月を切りました。12月8日付けの日経MJの2010年ヒット商品番付によると、東の横綱が「スマートフォン」、西の横綱が「羽田空港」と、共に「人と人とをつなぎ世界への扉を開くツール」と同紙は分析していますが、デフレ時代を象徴する「200円台牛丼」「低価格均一居酒屋」なども入っており、やはり現在の日本の経済状況を反映した内容と言えます。
かくいう当法人が所属する行政書士業界もこの経済状況から無縁ではなく、一種の供給過剰、需要減の状況です。皆さんも一度ホームページで例えば「行政書士 大阪」というキーワードでヤフーやグーグルをたたいていただければ、無数の行政書士事務所が検索されるはずです。また、その料金も事務所によってまちまちで、中には「この料金本当?」というまるでスーパーの安売りチラシのような特売価格並みの広告を出しているところもあります。
そんな状況の中で、やはり価格競争に巻き込まれず、自社が競争優位を保つ方法は何でしょうか?
実はこの答えを30年前に打ち出したアメリカ人がいます。マイケル・E・ポーターという人です。一度は名前を聞いたことがあるかもしれませんが、原書(訳文)まで読んだ人は少ないと思います。私角野は、行政書士開業後3年目位の時期にちょっと高い本でしたが、ワタミの会長が薦める本ということもあり、「競争の戦略」を買い、そこにインデックスを貼り、マーカーでラインをつけ、特にこの行政書士業界に合う業界の戦略の部分を念入りに読みました。例えば行政書士業界は、企業が多数しのぎをけずっている業界であって、どの企業もめぼしいマーケット・シェアがとれず、とても多くの中小企業がひしめいており、業界を牛耳るマーケットリーダーがいない、「サービス」「小売り」「卸売り」という業種が集まる「多数乱戦業界」に当たります。この業界の戦略は「シェアはごくつつましくとも、この業界で最も業績の良い企業に名を連ねる」ことであり、この業界は「その製品やサービスが特徴のない汎用品で、差別化しにくいもの」なので、効果のあがる戦略の一つは「事業の付加価値を増すこと」だとします。たとえば、売るときに客の喜ぶサービスをもっと付け加える、加工の手を延ばし、一部最終加工まで手がける(所用サイズに切断、穴を開ける)などです。
これ以外にも「先端業界」「成熟期移行業界」「衰退業界」「グローバル業界」に分けて、実践的な内容が書かれています。皆さんの業界にも必ず当てはまる戦略が書かれていますので、少し分厚い本ですが、2011年のビジネスを優位に導く参考書として、一度ご一読してみて下さい(角野)。
《アイリス一口メモ》ホームページをリニューアルしました!角野と山根の「ひとりごと」コーナーや、新大阪、西中島の地域情報を載せる「にしなか情報」コーナーを作りましたので、是非のぞいてみてください♪♪(山根)
年末年始のお知らせ 12月29日(水)~1月4日(火)
今年も1年間大変お世話になり、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさま良い年末をお迎え下さいませ。
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