アイリスだより2011年7月号
アイリス事件簿(ニュース)!!世の中節電モード、私自身あまり実感することはなかったのですが、先日電車に乗ってあまりの暑さに、辛い電車の旅となりました。電車乗車時間=読書の時間、としているのですが暑くて読む気にもならず。到着して喫茶店を必死で探し、アイスコーヒーをがぶ飲みしました・・・何年か前にお客様からいただいた扇子が重宝しそうです。岡本様、お変わりございませんか?(山根)
今月のトピックス ~ 携帯の進化からビジネスを考える ~
先日事務所で仕事用に使用している携帯会社から、現在使用している機種の利用が来年からできなくなるとの通知がありました。もうすでに4年くらい使用しており、時々バッテリーが勝手に消えるトラブルもあったので、これを機会に先日スマートフォンに変えました。テレビでも有名タレントが宣伝している最新機種です。すでにスマートフォンを持っている方からすれば「何を今更」ということなのですが、変えて思ったのは、これは「電話」ではなくもはや「パソコン」だなということです。携帯「電話」ではなく、小型「パソコン」ですね。電話はむしろ付録でついており、主は各種アプリケーションを動かすための端末機なのですね。
私自身携帯電話を初めて持ったのは、もう16年くらい前になると思いますが、その当時の携帯は「電話」を主機能とした、その他電卓機能、時計などがせいぜい付いているものでした。しかし、いつしかメール、iモードといった携帯向けのウェブページの閲覧機能が出て、TVワンセグ、音楽ダウンロード、音楽プレイヤー、写メール、お財布携帯、ウェブゲームなどいろいろな機能が、これでもかこれでもかと追加されてきました。そしてアイフォンに始まるスマートフォンの登場により、最初の「電話」機能よりも小型「パソコン」とも言える機能をもつマシーンに変貌を遂げたのです。
改めてその技術の進歩には驚かされますが、ここから、全てのビジネス、商売につながるヒントがあるように思います。それは、「変化」または「進化」が同じ商品やサービスにも必要だということです。「電話」という機能にこだわっていれば、「携帯電話」もいつしか消費者からあきられ、いつかそれは「価格」競争という世界に巻き込まざるを得なくなります。しかし、「電話」という機能に、「メール」「TVワンセグ」といった付加価値を付けることにより、携帯の買い換え需要を喚起し、更に「携帯電話」のビジネスを展開し続けることができます。そして「電話」はいつしか変異し小型「パソコン」とも言える別の範疇の商品、サービスに進化したのです。ダーウィンも驚きです。
また、パソコン各社が、このスマートフォンの登場により、戦々恐々とならざるを得ないのも頷けます。つまり、スマートフォンの登場により、もはや従来の「パソコン」が不要となる人や場面が多くでてくるであろうと予想されます。すでに、主婦層、女性、若年層では、携帯メールはできてもパソコンメールはしたことがないという人も多く、このスマートフォンの登場はこの傾向にいっそうの拍車をかけるものと思われます。
なにはともあれ、私自身もこのスマートフォンにふれたばかりで、まず電話をかけ、受けること自体に慣れず、パソコン的な機能の使いこなしはこれからの話です(角野)。
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