就労資格証明書交付申請
就労資格証明書とは
外国人の方がそれまで勤務していた会社を辞め、転職する際に必要になるのが「就労資格証明書」というものになります。つまり、就労資格証明書とは、まさに文字通り、その外国人の方が、「就労」することができる資格を証明する書面のことです。
就労資格証明書交付申請をする意味
ある外国人の方がそれまで勤務していた会社を辞めた場合、その方は本来、その会社で「翻訳・通訳」の仕事があるので、「技術・人文知識・国際業務」という資格で在留を認められていたわけです。そうすると、それまでの会社を辞め、別の会社に転職した場合、転職先が、本当にその外国の方を受け入れる「翻訳・通訳」の仕事がある会社なのか、入管によって審査されたわけではありありません。
勿論、次の在留期間更新申請の際に、転職先の会社資料を出して許可を得るやり方もあるのですが、そのやり方だと仮にその転職先が実は入管から見てその外国人の方を受け入れることができない会社だと判断された場合、不許可となってしまい、その方は以後在留できなくなってしまいます。
いわば、就労資格証明書は、在留資格認定証明書の手続きをあらかじめ行い、その外国人の方が問題なく転職先の会社でも働くことができ、在留できることを証明するための手続きなのです。
ワンポイントアドバイス
日本の大学を卒業された中国人の留学生の方が、約1か月ほどで転職し、転職した会社からの依頼で、就労資格証明書の交付申請をしたケースが過去にありまし た。「1か月」での転職ということで、入管に対する心証などを考え、難しいようにも思われましたが、「就労資格証明書」は交付されました。
その際に入管に提出した書類及びその期間は、在留資格認定証明書交付申請とほぼ同じでした。その後、その方は、「1年」「3年」の期間で、更新を続け、転職先の企業にもお勤めされ、日本人の方と結婚されています。
報酬・費用について
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- 手続き
- 就労資格証明書交付申請
- 費用
1,200円(印紙)
- 報酬
当法人報酬8万円(税別)~
- 総額
8万円(税別)~